関西大学 大阪都市遺産研究センター 所蔵
芝居番付データベース


データベースの使い方

 本データベースは、関西大学大阪都市遺産研究センターが所蔵する明治から大正にかけての芝居番付177点の画像を掲載し、
それぞれの書誌データなどの項目を付して公開するものです。
芝居番付は、興行の年月順に掲載することを原則としています。
掲載する芝居番付の書誌データは、今後の調査研究によって順次、更新する予定です。

 トップページ内にある「データベースへ」をクリックすると、掲載されている芝居番付データの全件一覧のページに移動します。
それぞれのデータをクリックすると、芝居番付のデータと画像が表示されます。
画像の右下にある「拡大する」をクリックし、表示された芝居番付の上にカーソルをあわせると、画面の右側に文字や絵を
部分的に拡大した画像が表示されます。
検索機能については、つぎのとおりです。
簡易検索:一覧ページの左上にあるキーワード欄に、語句を入力して簡易検索することができます。
     タブをクリックすることで、「カテゴリ検索」や「詳細検索」に切り替えることができます。
カテゴリ検索:劇場名や芝居番付に記載された月からデータを検索することができます。
詳細検索:【劇場名】・【番付面での興行年】・【座主・会社名】・【版元】
     【絵師】・【印章(芝居茶屋)】の項目から検索することができます。


凡例
 芝居番付の画像データに付した項目は、【整理番号】・【劇場名】・【番付面での興行初日】・【法量】
【座主・会社名】・【版元】・【絵師】・【印章】・【備考】である。

【整理番号】:芝居番付に記されている興行初日の年月順に整理番号を付けた。
       浪花座は「浪-01」、中座(中劇場)は「中-01」、角座(角劇場)は「角-01」、
       朝日座は「朝-01」、弁天座は「弁-01」、その他の劇場は「他-01」のように表記した。
【劇場名】:芝居番付に記載された劇場名を表記した。ただし、劇場名が記載されていないものでも、
      調査の結果、判明・推測できたものは( )を付して補足した。
【番付面での興行初日】:芝居番付に記載された年月日を表記した。検索の利便性を高めるため西暦を併記している。
【法量】:縦×横で表記した(単位はセンチメートル)。
【座主・会社名】: 芝居番付に記載された座主・会社名を記した。
【版元】:「劇場版元」、「劇場番附版元」、「劇場番附製造元(人)」、「劇場番附発行人」、「版元」、「番附部」、
     「番附版元印刷活字製造」、「番附版元」などの様ざまな名称があるが、それらを「版元」に統一し、
      それぞれの発行元および発行人名を記した。
【絵師】:番付に記載されている絵師の名前を記した。
【印章】:番付に捺された印章を記した。芝居茶屋や役者名の印がある。
【備考】:上記の項目以外で、番付に記載されている情報を表記した。
     また、芝居番付に記載された年月と、関西大学大阪都市遺産研究センターが所蔵する「大阪の劇場大工 中村儀右衛門資料」のうち
     大道具帳の年月が合致するものについては、「中村-大道具帳」と表記した。
     「大阪の劇場大工 中村儀右衛門資料 大道具帳データベース」を参照されたい。


表記について
 漢字は常用漢字を使用することを原則としたが、座主・会社名、版元、絵師などの固有名詞については、そのまま表記したものもある。
 判読不能の文字は■で示し、文字数が不明な場合は[   ]とした。推測できる場合は、( )を付して補足した。

 なお、当時の言葉使いとして、現在の人権意識に照らすと差別的な表現がみられるが、
資料的価値を尊重してそのまま掲載した。もちろん、差別を肯定する意図によるものではない。
この趣旨をよく理解して利用して頂きたい。


データベースへ