大阪の劇場大工 中村儀右衛門資料
大道具帳データベース


データベースの使い方

 本データベースは、関西大学大阪都市遺産研究センターが所蔵する「大阪の劇場大工 中村儀右衛門」455点のうち、
大道具帳132点について、それぞれの書誌データなどの項目を付して公開するものです。
掲載する大道具帳は、今後の調査・研究によって順次、追加する予定です。
 大道具帳は、表紙に記された年月の順に掲載することを原則としました。なお、劇場名や年月が表紙に記されていないものでも、
『近代歌舞伎年表 大阪篇』(全9巻、国立劇場近代歌舞伎年表編纂室編、八木書店、1986~1995年)などと照合し、
興行された劇場や年月が判明あるいは推定できたものについては、画像を掲載しています。

 トップページ内にある「データベースへ」をクリックすると、掲載されている大道具帳データの全件一覧のページに移動します。
それぞれの名称をクリックすると、大道具帳のデータと画像が表示されます。検索機能については、つぎのとおりです。
簡易検索:一覧ページの左上にあるキーワード欄に、語句を入力して簡易検索することができます。
     タブをクリックすることで、「カテゴリ検索」や「詳細検索」に切り替えることができます。
カテゴリ検索:劇場名や大道具帳に記載された月からデータを検索することができます。
詳細検索:大道具帳データに付した【番号】・【劇場名】・【名称】・【年】
     【『近代歌舞伎年表 大阪篇』との参照事項】・【備考】の項目から検索することができます。


凡例
 大道具帳の画像データに付した項目は、【番号】・【劇場名】・【名称】・【年月】・【法量】・【形態】
【本文の丁数・枚数】・【『近代歌舞伎年表 大阪篇』との参照事項】・【備考】である。

【番号】:年月順に通し番号を付けた。
【劇場名】:大道具帳に記載された劇場名を表記した。ただし、劇場名が記載されていないものでも、
      調査の結果、判明・推測できたものは表記した。
【名称】:表紙の記載にもとづき、名称を付けた。なお、表紙がない場合は、「表題なし」とした。
【年月】:大道具帳に記載された年・月を表記した。検索の利便性を高めるため西暦を併記している。
     年が不明の場合は、「年未詳」とし、調査の結果、判明・推測できたものは表記した。
【法量】:縦×横で表記した(単位はセンチメートル)。
【本文の丁数・枚数】:綴じられているものは丁、綴じ目がはずれたものは枚とし、表紙と裏表紙を除いた丁数・枚数を示した。
           なお、「貼り込み」や「挟み込み」は丁数・枚数に含まない。
【『近代歌舞伎年表 大阪篇』との参照事項】:大道具帳のデータと関連する『近代歌舞伎年表 大阪篇』の巻号と頁数を示す。
                      第2巻189~190頁であれば②(189~190)のように表記した。
【備考】:上記の項目以外で大道具帳に記載されている情報を表記した。
     丁の表面や裏面、丁と丁との間に貼り込みがある場合は「貼り込みあり」、
     丁と丁との間に挟み込みがある場合や、貼り込まれたものが剥離したとみられるものは「挟み込みあり」としている。


表記について
 漢字は常用漢字を使用することを原則とし、異体字・略字・合字などは改めた。
ただし、「當」「廿」「卅」「燈」など、そのまま表記したものもある。
 明らかな誤字・脱字と思われる箇所は、適宜、訂正した。一部( )を付して補足したものもある。
 判読不能の文字は■で示し、文字数が不明な場合は[   ]とした。

 なお、【名称】には当時の言葉使いとして、現在の人権意識に照らすと差別的な表現がみられるが、
資料的価値を尊重してそのまま表記した。もちろん、差別を肯定する意図によるものではない。
この趣旨をよく理解して利用して頂きたい。


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