「大阪の劇場大工 中村儀右衛門資料」は、明治から大正にかけて大阪で活躍した
大工棟梁中村儀右衛門（1852～1921）に関する資料群です。
道頓堀を中心として彼が携わった大阪の劇場建築図面や仕様書、
舞台背景の下絵である大道具帳のほか、彼の日記や手帳など、総数は455点に及びます。
明治以降の道頓堀を中心とする大阪の劇場建築の様相を知るだけではなく、
当時の芝居小屋の息づかいが伝わる貴重な資料です。
平成24年（2012）に関西大学大阪都市遺産研究センターが入手しました。

　本データベースは、「大阪の劇場大工 中村儀右衛門資料」455点のうち、
大道具帳132点について、画像を掲載し、それぞれのデータに項目を付して公開したものです。
掲載する大道具帳は、今後の調査研究によって順次、追加する予定です。

データベースの使い方・データベースへ

本データベースは、第43回（平成26年度）三菱財団人文科学助成の研究成果の一環です。